漫画やライトノベルを259冊売った結果…


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春は出会いと別れの季節と言われるが、本も例外ではない。

 

私が段ボールに本を入れるときのキャラクター達の泣きそうな顔は決して忘れることはないだろう。何を隠そう、あの血気盛んな思春期をともに過ごした大切な仲間たちだったのだから。

 

店のエントランスで立ち止まり、乱れた呼吸を取り戻す。何故だろう、段ボールの蓋を閉じると同時に本への未練も蓋をしたはずだったが、私の本能が「離れたくない」と言っているのだろうか。しかし二の足を踏んでいるわけにはいかない。

 

段ボールが私の涙でしわくちゃになってしまう。

 

その後、買取はスムーズにいった。結果は以下の画像の通り。

 

 

※試行錯誤したが、どうしても上下逆になってしまう、怖い。


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下手したら書店で購入時の1/10以下で取引された。

しかし、新生活に向けて何かとお金は必要である。

 

私は売られた本たちのことなど忘れて福澤諭吉野口英世を手にしながら高笑いするのであった。

つまり持つべきものはビジネスパートナー(仲間)だったのである。